機能
2段階の保護を、1つのウォレットで
AirNox Wallet は、単体でも機能のそろったデスクトップウォレットです。最も大切な資金には、AirGap モードでオフラインのスマホを加えます。
3つの構成を比べる
- よくある構成
従来型の拡張機能ウォレット
パソコンの中で最も攻撃にさらされたプログラムの内側で動きます。秘密情報を守っているのは、最新の GPU なら大規模に総当たりできる暗号化です。
- 第1段階
デスクトップの AirNox Wallet
ネイティブの C++ 製で、注入先になるスクリプトエンジンがありません。シードは必要な間だけメモリに置かれ、すべてのリクエストはデコードしてチェックされ、保存された秘密情報は Argon2id と TPM 2.0 チップで封印されます。
- 第2段階:AirGap
スマホの AirNox Vault
シードはオフラインのスマホに移ります。OS 全体を掌握した攻撃者でさえ、パソコンの中にコピーできるものを見つけられません。
記事01 · 5分
鍵をパソコンの外へ
暗号資産の盗難のほとんどは、暗号を破って起きるわけではありません。始まりはごく普通のパソコンです。AirNox Wallet はそのパソコンのために設計されていて、そのパソコンはすでに失われている、という前提で動きます。
パソコンは侵害されていると想定する
記事02 · 5分
Mass Adoption Security(誰もが持つ端末で守るセキュリティ)
鍵を保管するデバイスは、輸送中に最も攻撃しにくく、セットアップは最も簡単であるべきです。私たちは、そのデバイスはもうあなたの引き出しの中にあると考えています。
Mass Adoption Security:署名するのは、すでに持っているスマホ
記事03 · 4分
ギャップを越える3つの方法
エアギャップ(air gap)は、使い続けてこそ意味があります。署名のたびに、リクエストが片方向に渡り、署名が戻ってくる必要があります。そのための通信手段は、その場面に合ったものであるべきです。
ギャップを越える3つの方法:QR コード、Bluetooth LE、NFC
記事04 · 4分
電波上で姿を見せない
「ここにウォレットがあります」と知らせる無線は、オフライン署名端末(signer)の意味を半分台無しにしてしまいます。だから AirNox Vault を動かすスマホは、自分の存在を知らせません。
電波上で姿を見せない:スキャンしても見つからない署名端末
記事05 · 4分
通信経路は決して信頼しない
無線のセキュリティの実績は芳しくありません。どれなら十分に安全かを議論する代わりに、AirNox はどれも安全ではないと想定し、セキュリティを一つ上の層で組み立てます。
通信経路は決して信頼しない
記事06 · 5分
スマホ上でデコード
ウォレットからの盗難のほとんどは、持ち主の同意のもとで起きます。ページはあるものを見せ、ウォレットは別のものに署名し、持ち主は Confirm(確認)をクリックしていた。スマホの役目は、見えているものと署名するものを確実に一致させることです。
スマホが見せるもの:署名端末上でのトランザクション解析
A picture of the address
Compare two pictures, not two strings
Address poisoning and clipboard hijackers make the same bet: that you look at the first few characters of an address, the last few, and nothing in between.
We wrote a small open-source library that turns the whole address into a picture. The offline phone is the screen you trust: if something on the online machine changed the address after you checked it, the two screens disagree, and comparing two pictures takes a second.

- ポイズニング送金
- 2.7億
- 標的にされたアドレス
- 1740万
- そっくりなアドレスへの誤送金
- 6,633
- 以上の損失
- $8380万
Ethereum と BSC、2022年7月〜2024年6月のデータ。出典:USENIX Security 2025
記事07 · 4分
デスクトップが手を出せないジャーナル
何かがおかしいと感じたとき、信頼できる記録がほしくなります。デスクトップの履歴は、侵害されていると想定しているマシンに保存されています。だからスマホは、自分の記録を残します。
スマホは自分の記録を残す
記事08 · 4分
推測に強い金庫
AirGap モードでは、AirNox のデスクトップ側は署名鍵を持ちません。それでも、守る価値のあるものは持っています。どのウォレットがあるか、どのアドレスが自分のものか、アドレス帳、設定。そのすべてが1つの暗号化プロファイルに入っています。
デスクトップの金庫:Argon2id と、推測に強いプロファイル
記事09 · 4分
ブラウザウォレットなしで dApp を
Web サイトは、ブラウザの中にウォレットがあることを前提にしています。そしてブラウザは、パソコンの中で最も攻撃にさらされたプログラムです。AirNox はこれを、ページからはウォレットに見えて、中には何も持たない拡張機能で解決します。
ブラウザウォレットなしで dApp を使う
記事10 · 4分
ルールのある MCP サーバー
AI エージェントがお金を扱い始めています。エージェントには、「ノー」と言えるウォレットが必要です。AirNox Wallet には、それが最初から組み込まれています。
ルールのある MCP サーバー:上限の範囲で動く AI エージェント
記事11 · 5分
すべてを、1つの守られたウォレットで
このシリーズで紹介したセキュリティはすべて、ごく普通の、機能のそろったウォレットを守るためのものです。鍵をオフラインに保つために、ネットワークやスワップやブリッジをあきらめる必要はありません。
すべてを、1つの守られたウォレットで
記事12 · 3分
小さく、ネイティブに
ウォレットはセキュリティのためのプログラムです。監査できるほど小さく、存在を忘れるほど速く、自分のものではない可動部品を持たないものであるべきです。
小さく、ネイティブに:C++、JavaScript ランタイムなし、ワークステーションから Raspberry Pi まで
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